「豊かな子ども時代を過ごすことのできるまち」づくりの取組の一つとして、地区内の小学生に、都市部ではあまり体験する機会のない水稲作業を体験してもらうことによって、地域での子どもとふれあう機会を充実させるとともに、生産体験を通して収穫の喜びを実感し、自然や食への理解を深めることによって、心豊かな子どもたちを育むことを目的として、平成18年から実施しています。

場　所：駒谷農場（長沼町）
対象者：羊丘小学校及びしらかば台小学校の児童　50人
時　期：田植え　平成29年５月20日（土）
　　　　稲刈り　平成29年９月中旬

事業の実施に当たっては良質な農産物を栽培していることで全国でも認められている「駒谷農場」の皆様に多大なご協力をいただいています。駒谷農場の方から指導を受けながら、田植えや稲刈りを行います。田植え、稲刈りの作業終了後は、農場で作ったカレーライスを食べさせていただきます。子どもたちが刈り取ったお米は、後日精米されて届きます。これらの体験が子どもたちにとって、ふるさとでの楽しい貴重な思い出の一つになることを願っています。

子どもたちと保護者に地区を拠点として研究されている最先端技術や地区の自然・歴史について楽しく学び、地域への愛着を深める機会を提供するとともに、親と子、保護者と地域、地域と研究・教育機関などの間の交流を深め、まちづくりのネットワークを拡大することを目的として、平成20年度から実施しています。

場　所：地区内外の施設見学・体験
対象者：羊丘小学校及びしらかば台小学校の児童及び保護者　40人（20世帯）
時　期：平成29年７月下旬

小学生の保護者が、子どもを支えることをまちづくりの中心に据えた東月寒地区の取組に参加することによって、保護者世代の地域に対する共感や理解、関心を深め、まちづくりへの参加の動機付けとなることを期待しています。

地域ぐるみで子どもたちを支えあうことを目的としている目標の一つ「子どもたちが安心して住めるまち」づくりの実践として、平成29年度についても「安心・安全」の中の「安全」をテーマとし、自衛隊協力会などを通じて東月寒地区のまちづくりにご協力いただいている陸上自衛隊第18普通科連隊を始め、警察、消防、各関係機関（しらかば台病院・協栄車両・日本公衆電話会・札幌トヨペット）などにも参加をいただき、子どもたちから高齢者まで、幅広い地域住民が安全を身近に感じ、楽しく学べるイベントとして、平成23年度から実施しています。

場　所：札幌ドーム　駐車場内（札幌市豊平区羊ケ丘１番地）
時　期：平成29年７月５日（水）午前10時〜午後３時