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札幌ドームに程近いこの建物は、明治中期に吉田善太郎が広大な敷地を農場として切り拓き、アメリカから牛を購入した記念に建てた洋館です。白い下見板張りの洋館と周囲を取り囲む樹木との調和が美しく、繊細でモダンな印象を与えています。昭和8(1933)年、農場敷地を八絋学園創設者である栗林元二郎が購入し、農業専門学校を創設しました。この建物は栗林の自邸となった後、現在は栗林記念館として改修され、同氏蒐集の馬の彫塑品・美術品・民芸などを展示しています。
花菖蒲園の開園中のみ入園が可能な栗林石庭と呼ばれる庭園には、八紘学園創立者である故栗林元二郎氏が収集した巨大石・樹木が立ち並んでおり、そのスケールの大きさに驚嘆させられます。春には、大変珍しい「しだれ桜」も満開になります。
平成18年3月7日に札幌景観資産(旧都市景観重要建築物等)に指定された旧吉田牧場畜舎とサイロです。現在は八紘学園資料館となっています。
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